口臭の大きな原因は2つです。1つは胃腸の調子。2つ目が口腔内が不潔になっていること。1つ目の「胃腸の調子」というのは、胃がストレスや食生活で荒れてしまうと、酸性がつよくなり吐く息とともに臭いが出てしまうのです。だから、胃腸の調子に気遣うことも大切な口臭予防となります。
2つ目の「口腔内が不潔になっている」ということですが、1日3回歯磨きをしていれば問題ない!と思っている方がおられます。しかし、これは大きな間違い!確かに食後の歯磨きは大切ですが、本当に歯磨きだけですべての汚れを落とせているのでしょうか?
口臭の主な原因となる歯石ですが、歯石は歯並びによって残り方が違います。
保健室に置いてあるようなきれいな歯並びをしていればブラッシングするだけでも均等にブラシが当たり、ほとんどの汚れが落とせます。それでも完全とは言えないので、歯間ブラシをすることをオススメします。
歯間は表面上見えにくい、しかしゴミがたまりやすいポイントなので要注意なのです。さて、では歯並びが悪い人はどうなるのでしょうか?丁寧に歯を磨いていてもブラシが当たらないところが出てきます。その結果、歯石がたまり口臭につながるのです。対策としてできることは「矯正する」と「歯科医にケアをしてもらう」です。
矯正すれば歯磨きはかなり楽になるでしょう。しかしお金がかかり、大人になってからの矯正は痛みもあるようです…。定期的に歯科医へ行きケアをしてもらうほうが現実的かもしれません。人によっては痛みも感じますが、虫歯予防にもなりますし口臭ケアができるのは大きいと思います。口臭が気になる方はぜひご検討ください。